保険会社に治療費の支払い打ち切りを告げられたら

2013年5月30日発刊のレディア(岡山)に記事が掲載されました。

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掲載記事(内容)

Q&A

 私は半年前、車で信号待ちをしていたところ、加害者の車に追突されました。事故後は首と腰が痛く、医師から「むち打ち症」だと言われました。痛みが取れないので週に2回くらい通院し,治療費は加害者側の保険会社が払っています。
最近、保険会社から、治療費の支払いを打ち切ると言われました。これ以上治療は受けられないのでしょうか。

A 保険会社に治療の必要性を説明すること 一方的な打ち切りは、自費治療後に請求を

 治療をあきらめる必要はありません。あなたの治療の必要性は医師が決めることであって、保険会社が決めることではないからです。保険会社にまだ治療が必要なことを説明すれば、今後も治療費を支払ってもらえる可能性はあります。
 もっとも、いくら説明しても治療費の支払いが一方的に打ち切られる場合もあります。
この場合は医師に相談し、まだ治療が必要なようでしたら、ご自分の健康保険を使って自費で治療を続けてください。払った治療費は後で加害者に請求することになります。
 治療の期間は慰謝料などに影響しますので、途中で治療をやめるとその分慰謝料などの賠償額が少なくなります。また、後遺症が残ってしまった場合、治療が中断していると、事故と後遺症との関係が疑われ、後遺症についての賠償が受けられなくなるおそれもあります。
痛いのを我慢したのに、その結果、かえって損害賠償の金額が減ってしまった…という皮肉な結果にならないよう、必要な治療はしっかり受けましょう。

(平成25年5月30日掲載)


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