頸椎捻挫・腰椎捻挫で提示額約150万円が約255万円に増額した事例

傷害 頸椎捻挫(14級9号)、腰椎捻挫(14級9号) 併合14級
  依頼前  結果
逸失利益  0円 50万円
通院慰謝料 75万円  95万円
後遺障害慰謝料 75万円  110万円
総額 150万円  255万円

被害者:30代女性(会社員)

事故状況    

 被害者が赤信号で停車中に加害者に追突された事案です。

 被害者は頸椎捻挫・腰椎捻挫で後遺障害併合14級の認定を受けましたが、保険会社の損害賠償金の提示額に疑問を感じて当事務所に相談・依頼されました。

 弁護士が保険会社と交渉したところ、保険会社は慰謝料を裁判基準の8割にしたり、逸失利益の認められる期間を3年にしたりするなどして賠償額の大幅な増額を認めようとしませんでした。しかし粘り強く交渉を続けたところ、逸失利益の認められる期間は5年となり、慰謝料の金額も裁判基準に近づき、最終的に約255万円が提示されました。被害者は、裁判までは希望しないとのことで、この金額で示談が成立しました。
(被害者の過失割合0%)

ポイント

 このケースでも、依頼前の保険会社の提示額は逸失利益が0となっていました。専業主婦の方はもちろん、会社員の方も、後遺障害が認められた場合は保険会社の提示額に逸失利益が含まれているか注意する必要があります。
 また、保険会社は、何の理由もなく提示額を裁判基準の8割くらいに値切ってくる可能性があります。この場合、裁判を起こすことも考えられますが、裁判を起こさなくても弁護士の交渉次第では裁判基準に近い額で示談できる可能性は高いです。

 このケースでは保険会社がなかなか適正な金額を認めず、交渉に苦労しましたが、それでも事故態様・過失割合に争いがないため依頼を受けてから4か月足らずで示談が成立しました。

 裁判まではしたくない、時間がかかるのは嫌だ、とお考えの方も、示談でも比較的短期間で満足できる結果を出せる可能性は高いので安易に諦めずにご相談ください。

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