知っておくべき仮想通貨

佐藤です。明けましておめでとうございます。
気が付けば1月も終盤です。

昨年来のビットコインの価格の急騰とその後の乱高下をきっかけにして、最近、仮想通貨への注目が高まっています。
仮想通貨といえば、ビットコインのことだと思いがちですが、仮想通貨はビットコインだけではありません。世界には1000種類以上の仮想通貨があり、日本で取引できるものだけでも10種類以上あります。中には、まだビットコインほど価格が高くなっておらず、入手しやすいものもあります。仮想通貨取引所のCMもされ、仮想通貨はメジャーなものになりつつあります。

私も、最近、業務の傍ら、仮想通貨について勉強しています。今までは仮想通貨に詳しい人だけが取引に参加していましたが、これだけ仮想通貨がメジャーなものとして注目されるようになると、あまり詳しくない人も取引に参加するようになり、トラブルも増えると思われるので、弁護士も仮想通貨について知ることが大切と考えたからです。

私は、仮想通貨のリスクとしては、①その仮想通貨自体の信用性、②仮想通貨を取り扱う業者の信用性、③仮想通貨を守るためのセキュリティの3つがあると思うのですが、②と③に関する大きな問題が起こってしまいました。国内大手の仮想通貨取引所で、「NEM」という仮想通貨が不正アクセスによって流出してしまいました。急激な業務の拡大に対して、セキュリティの確保などの体制が追い付かなかったことが原因ではないかと報道されています。

もし、それが事実だとすれば、十分にありがちな原因であり、同じようなことが今後も他の取引所や仮想通貨について発生するかもしれません。弁護士にとって、仮想通貨はもはや知っておかねばならない問題です。よく分からないから関わらない、という態度ではいけないと思います。今後もさらに勉強を続けてまいります。

、、、と思いながら事務所の窓の外を見ると、結構な雪です。ですから、今日のところは早めに帰宅しようと思います。

(平成30年1月28日)

 

 

 

 

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