バスの中では着席を
骨折から2週間経ちました。最近はバスに乗れるようになり、行動範囲が広がりました。事務所の真ん前に「県民局入口」のバス停があるため、バスに乗れるということは非常にありがたいことです。
そろそろ松葉杖は卒業できるかもしれません。
ところで、最近のバスは、乗客の転倒防止のために、乗客が着席しないと出発しない仕組みになりつつあるようです。岡山市内のあるバス会社では、バスが動く前、運転手向けに「お客様の着席を確認してください」というアナウンスが流れますが、これは運転手向けのように見せかけて、実は乗客に着席を促すアナウンスなのだと思います。乗客が命令されたように感じない工夫であり、大変いいアイディアだと思います。
もっとも、アナウンスされるまでもなく、バスの中では空席があれば着席すべきです。
なぜなら、第1に、バスの車内で転倒してけがをされる方が実際に多いからです。バスは電車と違って事故回避のために急停車する場合が多く、電車と比べると転倒のリスクはかなり高いといえます。
健康のためにバスの車内では座らないという方もおられるかもしれませんが、電車の中はともかく、バスの中では着席すべきです。
第2に、バスの中での転倒は大きなケガにつながるおそれがあるからです。転倒したときに、打撲や捻挫では済まず、足や腕を骨折したり、場合によっては頸椎や腰椎を圧迫骨折してしまう危険もあります。実際に当事務所の依頼者の方にも、バスが追突事故に巻き込まれて転倒し、圧迫骨折された方がおられます。
自分の安全のため、そして、バスの安全な運行のためにも、バスの中では着席しましょう。
(平成28年12月12日)
ブログの最新記事
- NHK岡山放送局「もぎたて」の取材に応じました
- 自動車保険の選び方
- 縁ある人たちの心を穏やかに
- 山陽新聞レディア9月26日号に掲載されました
- あおり運転をなくしたい
- 日本交通法学会定期総会に出席しました
- 山陽新聞レディア5月23日号に掲載されました
- こうなる!事件番号
- 山陽新聞レディア4月11日号に掲載されました
- 「週刊VISION岡山」で岡山プロネットが紹介されました
- 工房かたつむり感謝の集いに行ってきました
- どうなる?事件番号
- 時代は変わり続ける
- 根拠のない自信と付き合う
- 10周年を迎えました
- 自然災害債務整理ガイドライン
- 私たちにできること(災害相談の無料化)
- 良い予想外は平常心から
- 始まりの季節に
- 気づけば春
- 知っておくべき仮想通貨
- 今年もお世話になりました
- 保険代理店向け勉強会を実施しました
- やはり怒ったら負け
- 突然のドライブレコーダー人気
- 見方を変える
- 岡山弁護士会のアディーレ問題無料電話相談
- 自転車保険の義務化
- ドライブレコーダーのすすめ
- 写真はありませんが
- 労災事故が増えている?
- 残暑お見舞い申し上げます
- お盆休みのお知らせ
- 真の専門性とは
- 「事業承継完全攻略セミナー」の講師をしました
- 怒ったら負け
- 事務所名の由来
- 縁の下の力持ち
- 岡山弁護士会県民集会に参加しました
- 依頼者に寄り添うとは?
- 開かれた事務所とは?
- 桜の名所
- 多角的に見るということ
- 会社と従業員のための労災対策を講演しました
- 二輪車の自動車保険加入率
- 弁護士会副会長に選任されました
- 民法改正と交通事故
- 社労士会との合同勉強会に参加しました
- 「労災事故完全攻略セミナー」の講師をしました
- 保険代理店様向け勉強会(第3回)を行いました
- 雪雲
- 今年もどうぞよろしく
- 明けましておめでとうございます
- 年末相談のお知らせ
- 年末年始休業のお知らせ
- 高次脳機能障害に関する講演会に参加しました
- あせらず頑張りすぎず
- あるものを生かすということ
- 松葉杖
- 寄り道
- 高齢者による交通事故への対策
- 保険代理店様向け勉強会(第2回)を行いました
- 脳脊髄液減少症に関する講演会に参加しました
- ブログ始めました